脂質異常症とは、血液中のコレステロールの数値が異常に高い病気のことです。以前は高コレステロール血症とよばれていました。血液中のコレステロールが高いと血管の壁にこびりついてしまい、動脈硬化が起きます。動脈硬化とは全身をめぐる血管が硬くなってしまう状態のことで、狭心症や心筋梗塞、脳卒中などの原因になるといわれています。お肉や脂っこいものが好きな方やお腹が最近出てきたことが気になっている方は、血液中のコレステロールが高くなっている可能性があります。健康診断などで血液中のコレステロールが高いと指摘されたことがある場合には、食事や運動、そして内服薬によって改善する必要があります。
エゼンチアは、コレステロールを下げる効果を期待できる薬です。血液中のコレステロールの数値が高い方は、中性脂肪の値も高いことが多いです。エゼンチアは、コレステロールだけでなく中性脂肪も下げる効果があるといわれています。エゼンチアはコレステロール低下薬の中でも、小腸コレステロールトランスポーター阻害薬とよばれる新しいタイプのもので、小腸で長時間作用するという特徴があります。そのため、1日に1回内服すれば効果が持続するといわれています。
エゼンチア(エゼチミブ)10mg
0 件のコメント:
コメントを投稿